★コンディション
　透明度：10-12ⅿ　水温：19-20℃
★ダイビングポイント
　内浦ビーチ
　備前、グラスワールド
★担当インストラクター
　田中　

冬に盛り上がるダイビングがあるんです
冬にダイバーが集まる場所があるんです
夏が終わったら、この時期が待ち遠しくなる！　本当ですよ
ようやくやってきました内浦のシーズン！

ポイント「内浦ビーチ」はこの通り！
紀伊大島の須江エリアは1年中ダイビングを楽しめるのですが、
この内浦ビーチでダイビングができるのは、10月から3月まで。
そして、水温が下がればより楽しくなるってことで、
本当に今からがめちゃくちゃ面白いんです

ビーチと言っても、砂浜ではなく
漁協のすぐそばの堤防と岩に囲まれた場所
ただ、よくある遠浅のビーチではなく
少し沖へ出れば、すぐに水深が20ｍを超える貴重な場所なんです

そこに、マアジやネンブツダイなどが、もうわんさか群れています

マアジに混ざって、ムツヤカマスの姿も見られるし
何より、これだけ魚が群れていたら、それを狙う大型の肉食魚もたくさん
ダイビング中、何度もカンパチやブリのアタックを見かけました。
びっくりするのが、この群れ、まだピークじゃないんです
これからさらにその数が多くなり、
水温が下がれば、深い海から新しい捕食者がやってくるんです
それが楽しみ~

魚たちが群れる敷石エリアを超えると、
そこからは緩やかな砂地の斜面がどこまでも続きます
気を付けないといけないのが、水深がずっと深い・・・

その砂地に、様々なものが落ちてる？のですが、
それが、今では魚たちの家となっていて、
そこで珍しい出会いもあるんです。

ニシキフウライウオ

タテジマキンチャクダイの幼魚

ラッパウニに寄生するゼブラガニ

コケギンポ

ウニのとげに隠れ住むガンガゼカクレエビ

ちなみに、内浦ビーチがある紀伊大島、
潮岬を挟んで、串本のすぐお隣なんです。
と、言うことで、
宿泊ツアーなら、紀伊大島と串本のはしごだってできちゃう！

2日目の串本もこれまた青い！
串本ではボートで沖のポイントへ
大きな岩礁がいくつも並び、迫力の地形が楽しめます

そして、内浦ビーチとはまた違う魚たちが群れます
ポイント「グラスワールド」では
カゴカキダイや、ミギマキなど、
タイガースカラーの魚たちがよく群れいています

あっ、今、この子もいます
いつも4匹並んでのんびり泳ぐテングダイ
でかいし、姿も面白いし、写真映えしますよ

ひっそりと隠れている
小さくてきれいな生き物たちもいっぱい！
クダゴンベ

アカスジカクレエビ

カンザシヤドカリ

トラフケボリガイ

ムチカラマツエビ

青い海と、群れる魚、小さな魚、カメラで遊ぶなら
今の海はピッタリなんです！
モアナリンク、これから紀伊大島と串本へのダイビングツアーが増えますよ~
今回のメンバーはそんな魅力をいっぱい知っていらっしゃるベテランダイバーさん
ご参加ありがとうございました！！