★コンディション
　透視度10~15ｍ　水温19℃
★ダイビングポイント
　備前　下浅地
★担当インストラクター
　田中　

あまりにも紹介したい写真がたくさんあるときは、
ブログ内容が逆にあっさりしてしまう・・・
これ、モアナリンクの悪い癖です。

2日間、4ダイブで潜ったポイントは2カ所だけなのに、
その1カ所があまりにも凄くて、大迫力でして
それを伝えるのに言葉では難しい・・・
遊びで参加してくれたスタッフのマイさんも写真を撮りまくり
とにかく写真が多いので、どうぞ、画像をメインにお楽しみください

今回のメンバーは、6月の神子元島ツアーへ参加されるメンバー
その練習を兼ねてツアーリクエストをいただきました！
私と舞さんはドライスーツですが、
本気の大物ハンターたちはもちろんウエットスーツ
そしてロングフィン！　やる気が違います笑

今回の目的は、串本の外洋ビックポイントでのドリフトダイブですが、
最初はいつものポイントでチェックダイブ。

舞さんが1人楽しそうにマクロ撮影を楽しんでいました
成果はコレです

その間、サメ大好きチームは止まらないし
着底もしない・・・

備前をこんなに泳いだの初めて・・・　ってくらい
隅から隅まで泳ぎ回って、

シマアジを追い越し・・・笑

この子に対しては、みんな優しかった~

産卵を終えた子かな？　
1ｍを超える大きな体は迫力あったけど、体はボロボロでした。
アオリイカも今回出会いたい生物ではあったのですが、
ロングフィンで追いかけたい対象ではありません。

追いかけると言っても、誤解しないでくださいね
その辺の魚たちを追いかけまわす訳ではなく
今回の目的の生物が、あまりにも速いため、
瞬間的に頑張って泳がないと写真が撮れないのです

その目指す生物に、串本で出会うならここ！と
サメ先生が過去に出会ったことがあるという、
よく串本外洋でダイビングをしているモアナリンクも
今回が初めて潜るポイント　その名も「下浅地」！！

水中は広大な根が広がっていて、水深も深く
1ダイブですべて回ることはできません。

まずはアンカーリングでスタートし、
そこからドリフトスタイルで根沿いに流していきました

根のトップは水深15~20ｍ。
テーブルサンゴがいっぱいに広がっています

写真の青が違うのは、初日と2日目で透明度が違ったから~
2日目は抜群の透明度でした

そこそこ潮流を感じるタイミングもあり、
サンゴの上をスイスイと流されるのが気持ちよかった~

潮流に向かって魚たちもたくさん群れているし

タカサゴは根のまわりで泳いでいるときから
根から離れてブルーウォーターを楽しんでいるときも
ずっと私たちのまわりを囲むように群れていました
かなりの数がいるんでしょうね

それか、どこかにでっかいハンターがいるって合図だったのかも

タカサゴの動きが激しくなった～　　って思ったら

ゆっくり現れたこいつ　　　ヒレナガカンパチ
写真では伝わらないですが、私は初めて見るサイズでした
水中での感覚は150センチくらいはありそうな巨体　　
めちゃくちゃビックリしたし、嬉しかったのですが、
狙っているのはもっと巨大です

水底の水深は40ｍを少し超えているかな？
根のまわりはドロップオフになっていて、クレバスがあったり
かなり迫力がありますよ！

しばらくは迫力の水中風景を楽しみながら
巨大生物が現れるかも・・・なワクワク感をもって
まわりをキョロキョロ

そして、根から離れて
青色しか見えない水中を流し始めてすぐに現れました

最初に見つけたのはやっぱりサメ先生！！
でっかいシルエットがサメ先生の先を泳いでいる

このタイミングです
このタイミングで頑張るからこそ撮れるんです

ハンマーヘッドシャーク出たーーーーーーーーーーーーーー！！

みんなかなり頑張って泳ぎましたが
巨体を滑らかに動かして、悠々と遠ざかっていく姿が
とにかくカッコイイ！！

このダイブでは5匹のハンマーヘッドシャークが現れました。
ちなみに、3ダイブ中2ダイブでハンマーに出会っています。
潜り始めるまでは、正直、出会うのは難しいだろうな・・・と
思っていたのが、この結果です。
今回がラッキーだったのか、それとも狙えるポイントなのか
海の状況や、現地のダイビングボートの都合もあり
そして、何よりダイバーレベルが上級者向けなので
なかなか潜ることが難しい場所ですが、
モアナリンク、これからもここでのダイビングを企画します

まさか、串本の海でハンマーポーズができるとは？！
最高でした！！

この日のビールがどれだけ美味かったか

あぁ　幸せ

皆さん、ご参加いただきありがとうございました~！！
今回参加できなかったＫさんと、今度は神子元でハンマーリバーですね
楽しみだ~

海がめっちゃ好きやねーーーーん！！
モアナリンク　田中