★コンディション
　透明度：１５ⅿ　水温：２６℃
★ダイビングポイント
　渡りの瀬　
★担当スタッフ
　田中 　

限定って言葉に弱い日本人。
私も、もちろんそう！！　特別感大好き！　今しかできないことはやりたい！！
徳島県の美波のダイビングポイントで、
８、９月しかオープンしない期間限定の幻のポイント「渡りの瀬」
そんな心くすぐられる魅力的な場所へ行ってきました～

３～４年前から、期間中には数回潜りにきていたし、
限定ポイント以外も面白いから、年間数回はツアー開催していたのですが、
今年はこれが初！　コロナの関係とかで美波に来ること自体１年ぶりなんです
しかも、海のコンディションが抜群だっていうじゃない！！
私だってワクワクしてるし、参加メンバーのほとんどが初美波

遠くに牟岐大島を見ながら、のんびりと進む船が
久しぶりの、または初めての海の中への期待感を膨らませるんです！

ちなみにポイントまでの時間はその時の船によるのですが
この日は４５分くらいかかりました。
海も穏やかだし、期待感を膨らました後は寝るのが最高に気持ちいい～(笑)

空が曇っていたし、私のカメラも曇っていたから・・・
ちょっと暗く映っていますが、海の中は抜群に青いです！

水深60Ｍくらいから、そびえ立つ沈み瀬。
一番浅いところは水深10Ｍくらいですが、四方は深く水底まで続くドロップオフ
これが迫力あるんです

水深40Ｍ近くでぽっかり口を開けるアーチ。
トップで水深35ⅿくらいで、水底は50ⅿ近くあるんじゃないかな。

アーチの中には小魚が群れていて、
ダイバーが通るときに激しく動くものだから、見応えありましたよ

私が撮影した写真では、わかりづらいのですが、
迫力の地形だけでなく、常に周りは魚たちが群れていて、
ここの魅力はやっぱりその魚影の濃さなんです

海が穏やかだったのと、モアナリンクでボートが貸切だったので
そのまま、渡りの瀬の上で休憩。
次のダイビングももう一度ここで潜って、今度はその魚影を追っかけますよ

川のように流れたり、でっかい固まりになったり、
魚影の中で一番目立っていたのはイサキの若魚
そこにタカベの群れも混ざったり、とにかく大きな群れでした

そこに突っ込んでくるカンパチ！　これも迫力あったな～
四方を魚が群れているので、カンパチやハマチなんかも
グルグル回りを泳いでいて、何度も見ることができました

瀬のトップはキンギョハナダイなどがいっぱい群れていて華やかな雰囲気。
ちなみに、水深を落としていけば、サクラダイもいっぱい見られますよ！！

アオリイカも編隊を組んで瀬の上を泳いでいて、
イカですが、やっぱり魚と違って統率が取れているような雰囲気でかっこいいんです！

群れていた魚たちはこれで一部ですからね
メジナだったり、コガネスズメダイだったり、アジだったり、
とにかく魚たちが群れるポイントで言えば
普段私たちが潜るポイントの中で、ダントツでした

もちろんマクロも遊べますよ！
ただ、もっと季節来遊漁とかがいるかな～と思っていたのですが、
私の眼にはちょっと少なく感じました

この透明度に、魚影の濃さ。
限定ポイントって言葉の魅力をしっかり超えてきてくれました。
ただ、もう今シーズンは終わりなんですよね・・・残念！！

今から来年の８、９月の楽しみができましたよ
来年はたくさん企画する予定です！！
その時は、また遊びに来てくださいね！！

ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました～