ダイビング器材を定期的にオーバーホールすること。
これ、とても大切です！！

はい、今日も黙々オーバーホール。
海に行かなきゃ、こういうネタが多くなるんですが、
詳しく書きすぎると、この後のネタがなくなってしまうので、
とても簡単に、その大切な理由の一部を紹介しますと・・・

定期的に、器材内部で使用されている
Ｏリングのメンテナンスと交換が必要なんです！

今回、オーバーホールを行ったお客様のレギュレーターと
交換したＯリングなどのパーツ。

器材の汚れとか、傷とか、外見を気にすることも大切ですよ。
例えば、マウスピースの破れとか、ケースの破損、ホースのひび割れなどなど
ご自身の器材でも、レンタル器材でも、使用する前にはチェックしてくださいね。
ただ、それらが見られなかったら、オーバーホールはまだ大丈夫！は、違うんです

最も大切なのは内部パーツ。
小さなOリングひとつひとつに大切な役割があって、
そのひとつが擦り切れただけでも、どこかでエア漏れなどのトラブルが起こります。

このOリングってのがゴムなんですが、オゾンに弱い！
そのオゾンって何なのさって言われたら、モゴモゴなってしまいますが、
空気中に微量に含まれている気体で
紫外線が関係してくるから、特に夏の海辺なんてその濃度が濃くなる。
オゾンに触れることで、使用していなくても
徐々にゴムを劣化させ、弾力がなくなり、ひび割れなどが起こるようになるのです。

オーバーホールでは、特に重要なOリング、
器材内部で可動する箇所に使用されているものなどを
摩擦による損傷を防ぐのと、オゾンから守るための特殊なグリスを塗りすべて交換。
もちろん、都度交換が必要ではないOリングも、すべて劣化がないかチェックをします。
よく、１００ダイブがオーバーホールのタイミングというのは
グリスが流れ落ち、その効果がなくなるからなんですが、
そこまで使用していなくても、Ｏリングの劣化を考えると１年が目安になります。

目安なので、これを過ぎると絶対故障する・・・わけではないですよ
実際、何年もオーバーホールしていない器材で、ダイビングされている方もいらっしゃいました。
器材によっても、そのリスクが変わります。
ただね、万が一が海の中で起こることを考えると、
やっぱりメーカーが定めた期間でオーバーホールを行うことが大切なのです！
その安心を得るためにも、ダイビングを趣味として楽しまれている方
ディープダイブや、ナイトダイブなど、ある程度、難易度の高いダイビングをされる方は
器材コンディションを把握するためにも、ご自身の器材を持たれることをお勧めします！

で、その器材をお持ちのお客様。
結局、話が長くなりましたが、実際はもっともっと紹介したい
そんな器材の話、興味がある方は、ぜひ当店で器材スペシャルティを！！
オーバーホールのご依頼もお待ちしておりまーす

海がめっちゃ好きやねーーーーん！！
モアナリンク　田中